『犬』小屋からの呟き GCS第1戦 群馬DP ○ 2 - 6 ● 高知FD よろしおすぇ~ 忍者ブログ
高知の「犬」とIBLJの観察日記。 トップページはほぼ固定にしています。
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随分と間延びした感も無きにしも非ずなグラチャンが、やぁっと始まった。

第1戦とあって固さが見られた序盤ではあったが
初回の失点以降、イニングの頭をきっちりと取った吉川は流石。
攻撃陣も初回先頭のYAMASHINに3塁打が出るも無失点に終わり
その上、裏の攻撃で2点を先制される嫌な流れとなったが
リーグチャンピョンシップの立役者ムヨルの本塁打で1点を返した後
クリンアップからチャンスメイクし、下位打線で同点、逆転。
続く5回には1番のヒットを活かしてクリンアップが返すという、理想的な攻撃だった。

群馬サイドはこの中盤までの流れが、試合のイメージを作ってしまったことになるんだろう。
試合開始からチャンスの芽を摘み取り、IL屈指の投手を攻略し
ホームで試合の流れを掴んだとも思えたのであろうが
気が付いたら相手のペースにしっかりと飲み込まれてしまっていた。
そんな展開の試合ではなかったであろうか。
初回に2点も奪えただけに、吉川相手に比較的早撃ちになってしまった。
その結果、先頭打者が打ち取られヒットは出るものの
得点圏にランナーを進め難い状況を作り出してしまう。
逆転されて以降はじっくり攻めようにも、吉川に余裕を持たれて攻めきれない。
ま、吉川らしい投球だったのであろうが、群馬サイドとしたら
「何故打てない?攻めきれない?」と思われた内容ではなかったか?

そのエース吉川にサエキコーチが試合序盤から何度もマウンドへ足を運んでいる。
調子はイマイチと監督も言っていた。万全の状態ではないのも承知の上。
それでも、日本一決定戦の初っ端に登板させた投手である。
随分と気合を入れられた事であろう。また、先を思って確認もされたであろう。
群馬が早々と見切りを付けて投手を代えたのに対して
高知はエースの登板にベンチが信頼を寄せきった。
仮に追い付かれようとも、エースは簡単にマウンドから降りちゃイカン!と
大事なロードでの開幕試合を吉川に任せ、信じきったベンチは素晴らしい。
その期待に応え最後まで投げきった吉川は、何とタフな投手だろうか。
エースの気持ちが、背中を見る野手達に安心感と攻める勇気を与えた事だろう。

高知は自分達らしさを存分に発揮して緒戦を獲った。
第2戦は伊代野が予想される。フェニックスでも仕上がりの良さが目立ったようだ。
ロードは五分でも充分だと余裕を持てる状況は、非常に大きい。
明日も、高知らしい闘いで心地良い結果をもたらしてくれる事に期待したい。

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連勝おめでとうございます
 これでホーム3連戦がかなり有利な状況で迎えられましたね。この勢いで是非とも独立リーグ日本一に輝いて欲しいと思っています。
白卯 URL 2009/10/26(Mon)01:40:54 編集
白卯さん
ありがとうございます。

3戦の内1勝で良いから、気楽な展開とも言えるんでしょうが
吉川、伊代野がこけたら後が居ないんで…
この2人が先発する2試合で決着をつけない事には
相当ヤバイ状況に追い込まれます。。。

多分、そんなコトにはならないんでしょうが・・・
【2009/10/28 12:36】
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